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59歳で休職に至った過程とストレスから逃げた理由!誰にも起こり得る休職だから準備しておいた方が良い事

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59歳で会社を休職している【まどわく】です。

ストレスが原因で休職された方を数人知っていますが、病気が改善して、出勤を再開されますが、辛そうな感じで、どう接すれば良いのか、声をかけたら良いのか迷ったものです。

そして再度、休職に入る方も少なくありませんでした。

【まどわく】は、この3年ほどで仕事の内容や環境が変わって来たことで、メンタル面で仕事の継続が厳しいかも知れないと思っていました。

そんな気持ちもあったので、副業のブログに力を入れ、万一休職した時の保険に入ったりして、休職した場合の準備をしていました。

本記事では、【まどわく】が休職に至った過程、休職に備えて準備したこと、ストレスを感じるなら休職した方が良いと思う理由を書きたいと思います。

目次

休職までの過程

休職のきっかけは、会社で実施されたストレスチェックで、高ストレスと判定されたことです。

そこから産業医と面談し、紹介された主治医の診察を経て、休職となりました。

ストレスの原因

仕事の内容に対してストレスもありましたが、人間関係にストレスを感じていました。

3年前に親会社から赴任してきた社長の話に共感できなくて、何かにつけて他人を批判しかしない所が理解できないでいました。

特に前任社長時代の投資については、計画と実績について検証させ、些細な齟齬について追求しました。

反省するべき点を明らかにすると言う名のもとに説明できなくなるまで解析を求め続けるスタイルは、イジメにしか見えませんでした。

前任の上司は、経営幹部として任期を全うした後に会社を去って行かれましたが、慰労金を辞退するように言われたそうです。

それ以外に意見の合わない幹部を左遷したり、自主的に退職させていき、何を反省にできたのか説明しないまま調査は終了していました。

【まどわく】に対しても、不可解な質問を投げかけ出したので、休職する頃には、社長とは言え、相手にすることに苛立ちを感じ、適当にあしらうようになりました。

会社でのモチベーションはほとんどない状況となり、評価は下がるし、孤立感も感じるようになっていきました。

次第に社長の取り巻きの話を聞く時にも、一言一言が悪く言われているように感じ、社内のメールを見るのも嫌になって、会社における人との関わりをストレスに感じるようになっていきました。

産業医との面談

産業医と面談し、自分の感じている事を話したところ、このままストレスを受け続けると病気が悪化すると指導を受けて、休職をすすめられました。

産業医から紹介された主治医と話をした結果も同じで、休職することにしました。

この3年ほどの間で、休職に至るかも知れないと考えていたところはありましたが、周囲で休職した方と比べて、自分の症状は軽いように考えていました。

この程度で休職の診断が出たのに少し驚きましたが、自分で軽症と思っていても、気付いた時には重症化してしまうのかもしれません。

ストレスから逃げた理由

会社の社長交代によって、ストレスが積もる毎日に変わってしまいました。

社長がストレス原因では、部署や仕事を変えてもらっても同じ事です。

我慢して仕事を続けるか、退職するか、休職するかの3択程度に感じました。

【まどわく】は、休職を選択し、無用なストレスから逃げました。

誰にも起こり得る休職だから準備しておいた方が良い事

準備しておいた方が良い

会社のストレスから逃げるために休職したのですが、退職や休職となった時のために準備してきたこともあります。

それは生活に必要なお金についてです。

55歳で始めたブログに助けられた

休職中の生活費を補ってくれるのが、55歳で始めたブログです。

休職のために始めた訳ではありませんが、定年退職後に収入を得るために積み重ねて来ました。

ブログ収入だけで生活できるほどでは無いのですが、毎月一定額以上の収入は見込めます。

ブログは、自宅でも、図書館でも、喫茶店でも、どこにいてもPCとスマホがあれば作業できます。

休職することで時間が作れるので、これまで以上に進められると考えます。

副業に取り組んでおけば、休職時の保険の役割も担ってくれます。

退職金、休職保険や社会保障などによるバックアップ

ブログ以外にも、準備してきたもの、準備されているものがあります。

退職金や会社の休職制度、休職保険、傷病手当金、失業保険などです。

退職金は、いつ会社を辞めることになっても、会社都合によるものになれば、ほぼ満額が支給されます。

59歳ですから、これから積み上がる退職金は僅かで、増えないのだから、準備万全と言えます。

また、会社の規程では休職後2年は、給与の8割程度が支給されるとなっています。(実際はわからないのですが、定年までなので1年ちょっとになります。)

その他にも、休職保険に加入していて、疾病等で休職が続く場合に1年半の間、所定の保険金が支給されます。

そして、もし給与が支給されない場合や退職する事になったとしても、傷病手当金を受給できる可能性があります。

失業保険は、ブログで作業できて収入があるなら受給できませんが、ブログを休止する事で受給できる可能性があります。

休職しない場合に比べて、収入総額は減りますが、色々な支えを活用できる59歳と言う年齢のおかげで、直近の2年程度は、収入面は問題ないと考えています。

65歳から年金を受給するので、贅沢しなければ、それ以降の生活も何とかやっていけそうに考えています。

大雑把な計算ですが、退職金、会社の制度、休業保険、社会保障など、十分に準備できているように思います。

多少計算が違ったとしても、ブログ収入が補ってくれるので、修正は容易です。

休職期間の所得に対する準備(現実は違うかも)

会社の制度:休職後2年間は、給与の8割程度が支給される
※会社の規程は、古いままなので、現実は支給されるまで分からない。

会社の制度:病気理由で退職に至る場合は、その時点までの退職金が満額支給される

保険適用:休職保険により所定の収入減を補填してくれる

社会保障:病気理由で給与所得がなくなった時に1.5年間は以前12ヶ月の標準月額の2/3の傷病手当金が支給される

社会保障:失業保険を申請できる。(ブログをやっていると受給できない可能性あり)

もう少し若い時だったら

例えば、45歳の自分だったらどうしただろうかと考えると、子供の養育費、マイホームのローンなど、やはりお金のことが足枷になったと思います。

45歳では、退職金が少額です。

ブログ収入があって、会社の制度で2年間8割程度の給与が支給され、休職保険で所定の補填があり、社会保障も利用できるのは同じです。

そう考えると、退職金を増やすことはできないので、休職を利用しながら、転職先を探すのが最善だと思います。

一番大切なのは、心身に大きなダメージが出る前に、休職して、ストレスから解放されることだと思います。

症状が悪化してから休職した場合、考える気力が無くなってしまい、休職期間が加療に専念する時間になってしまいます。

自分の健康を守ることを最優先に、我慢しないで、居心地の良い場所を見つけたいところです。

休職中の過ごし方

この記事を書いている時点で、約3ヶ月間、会社を休んでいますが、多めに睡眠を取り、日中は図書館などに出かけ、ブログを書くような生活です。

もちろん会社の仕事や人間関係によるストレスからは解放されました。

ただ、会社の事を考えない日は少ないです。

一時的ですが、会社のことを夢で見る日が増えた時期があり、仕事をしなくても良いのに、夢の中で仕事をしていました。

現在は、有休休暇と傷病等で使える有休休暇の残りが溜まっていて、正月の長期休暇も重なったので、3ヶ月程度休んでも有休を消化している状況です。

産業医の先生は、ずっと働いてきたご褒美だと思って、1年位好きなことをして、会社は休めば良いなんて言っていましたが、そんな気分になって来ました。

休職による不安が何も無いとは言いませんが、不安を解消する手立ても無いので、なるようになると考えて、ブログ以外のやりたい事を見つけて、休職期間にリフレッシュしたいと思っています。

休職による家族の反応

休職に際して、家族の反応は一番心配なところでした。

と言っても、嫁だけなのですが・・・。

「きっと悲しむだろう」と思っていたので、休職から1.5ヶ月程度は、会社へ行くふりをして、図書館へ行き、夕方に帰宅する生活を繰り返していました。

もしかしたら、会社に行きたくなるかもしれないとも考えていましたが、反対にどうすれば少しでも長く休めるかを考える毎日になっていきました。

メンタル不調だと、会社から自宅に連絡が入ることもないので、嫁が気付いてくれるまで、棚上げにしておこうかとも考えましたが、3回目の診断書をもらって会社に提出する際に話をしました。

話をしたら「あー、そう」って、大したリアクションもなく、「人間だしね」とか、「○○さんや□□さんも休職していたよ」とか、慰めも言いながら、すぐに了解してくれた感じでした。

【まどわく】としては、本心は違うんじゃないかと半信半疑な状況のままですが、打ち明けて責められることもなかったので、心の負担が減りました。

以降、家の中で邪魔な存在にならないように、また、家に引き籠らないように、平日の日中は家に居ないようにして、図書館などに出掛けています。

自宅よりも図書館の方が本を読んで気分転換できたり、ブログを書くことに集中できます。

従来通り帰宅後にもブログを書きますが、日中に図書館などで集中して書いているので、自宅ではブログ以外の勉強も取り入れるようになりました。

休職による会社の反応

休職に際して、上司と総務に電話連絡を入れ、診断書を郵送しました。

「安全配慮のため、2週間程度を目処に連絡を入れて欲しい」と言われ、ショートメッセージで連絡していました。

結果的には、2ヶ月経過した時点で、上司から電話が欲しいとメッセージが来て、職位変更を告げられました。

【まどわく】は、部門の管理者としての立場があったので、誰かが代わりに責任者になる必要性は理解できるので、了承するしかありませんでした。

会社の事なんてどうでも良いと思うようにしていますが、「早く出て来ないと不利益な人事をするぞ」とも感じます。

最後に

休職は気軽に利用して良いものです。

「休職=解雇の猶予」なのかもしれませんが、それは会社の言い分であり、自分本位に「休職=時間の確保」と考えて、思考できる内に休職し、自分の時間を確保して、その先のことを考えてみることをおすすめします。

できれば、いつか休職する可能性があることを意識して、準備しておけば良いと思います。

少しの事だけでも、事前に準備を進めておけば、その分だけ考え方を前向きにできます。

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