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自覚できない休職のサイン!休職後に気付いた自分の状態

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休職3ヶ月の【まどわく】です。

ストレスは感じていたものの、休職するほどじゃないと思っていました。

でも、休職した今になって、休職前の自分の状態を放置していたら重症化していたことに気が付きました。

重症化するまで自覚できないことが多いんじゃ無いかと思われるメンタル不調について、【まどわく】の体験した休職のサインを紹介します。

目次

休職のサイン

休職に至った過程は「関連記事」で紹介していますが、会社で行われたストレスチェックで、高ストレスと判定されたことがきっかけでした。

カウンセラーの面談を受け、産業医と面談し、紹介された医師に「適応障害」と診断されました。

休職前の【まどわく】はストレスを感じながらも、仕事はこなしていました。

ただ、メールの数が多すぎて、関係ないメールは読まずに既読にするようになっていたのですが、その中には重要な依頼も隠れていて、気が付かないこともありました。

ちょっと、見逃しただけと自分では思っていたのですが、これは休職のサインだったと後から気が付きました。

また、ため息が多くなりました。

自分では深呼吸のように感じていて、深く息を吐き出すことで呼吸を整えている感覚でしたが、急に息を吐き出すので、周りの人が驚いていたこともありました。

休職後は、ため息が減ったことを考えると、それも休職のサインだったようです。

また、早起きが日常的になっていて、12時過ぎに寝ても、3時に起きることがよくありました。

ブログが捗るので、早起きで困ることはなかったのですが、会社で眠気が襲ってきます。

睡眠が少ないことで、脳の働きが悪くなり、パフォーマンスが上がらないことに繋がっていたように思います。

よくある事のように思えても、それが危険を示すサインである可能性もあるようです。

「適応障害」と「うつ病」

【まどわく】は、「適応障害」と診断されたのですが、適応障害って何?と調べた結果、ストレスの原因が分かっている精神的な病気で、「ミスが多くなる」「ため息が多くなる」「涙もろくなる」などの症状があるようです。

同じような症状でも、ストレスの原因を特定できない場合は、「うつ病」と診断されるようです。

【まどわく】は、医師の診察でストレスの原因が社長であることを話しました。

ストレスの原因は、会社での人間関係もあれば、友人関係や家族関係など様々です。

会社の社長がストレスの原因だと明確なので「適応障害」と診断されました。

言葉は人の心を傷つける

【まどわく】は、仕事にストレスがあるのは当たり前、誰でもミスはあるし、ため息だって出る、歳をとったら涙腺も弱くなると思い込んでいました。

ただ、ストレスの原因は、会社の社長だという自覚はありました。

社長の言動が悪い言葉として心に突き刺さるんです。

指導しているのだろうと思っていたころもあったのですが、仕事の相談を拒否された時に言われた言葉が心に突き刺さったままでいました。

その一言から過去の発言が関連づいてしまい、事あるごとに言われた事が全て悪い事を含ませて言っていたのだと思うようになりました。

会社の社長に不信感を持ってしまうと最悪なもので、その周囲の取り巻き役員の言動も気になってしまいます。

ある会合で取り巻き役員が話かけてきて、中傷に等しい事を言ってきました。

その時は冗談なのかとも思っていましたが、関連づけると役員の中でそんな話をしているのだと思うしかありません。

以前の経営者が【まどわく】に重要な仕事を任せて、成果を出させて、出世までさせてと、真逆な対応だったことでギャップが大きくなってしまいました。

現社長は前社長の経営判断のミスを指摘するために、過去の反省という名目で根掘り葉掘り判断指標の正しさを後出しジャンケンのように調べさせました。

その結果、経営判断の細かなミスは【まどわく】も関与していたと解釈したのかもしれません。

言葉は、ほんの一部の言葉に悪意があるだけで、全ての発言が類似したものだと感じるものです。

悪意のある言葉を言った方は心に残らないものかもしれませんが、言われる側にとっては心に傷として残るものになり、暴力を振るわれているのと同じなのだと言うことが、よく分かりました。

少しのきっかけで病気の入り口に

上司が部下を信頼できないとか、嫌いだなんて、あることかもしれません。

でも、それを部下に感じさせてはいけないと思います。

上に立つ人間は、部下が能力を発揮できる環境を作る努力をするべきで、不要な人間を決めて切り捨てていくような会社組織は、誰も安心して働くことはできないと思います。

この会社でやる事が無くなったと思うようになった時点で、病気の入り口に立ったのかもしれません。

仕事で成果を上げる必要はなく、新たな仕事に関与する気にもなれず、自分に関係のない事は知らなくても良いと思うなど、前向きにはなれないネガティブ思考のスパイラルに入っていきました。

次々に送られてくるメールがストレスになり、内容を読まないようになり、ミスが出る。

深呼吸のようなため息をついていないと心身が保てない。

話をして結論が出ないとイライラして感情的な気分になりやすい。

など

他人から見れば、異常だと分かる状態でも、自分ではやる気が出ないだけで、病気なのだと自覚する事はできませんでした。

病気の入り口からどのくらい進行していたのか分かりませんが、身体に異常が出るような重症になる手前で休職できたのだろうと感じています。

休職後に感じたこと

休職に入った時には、「休職の診断は簡単に出るんだ」と思いました。

しかし、実際に休職して、社長や取り巻き役員と顔を合わせることもなくなり、言葉の暴力から解放されたことで、心の平穏は格段に違い、知らないうちにため息も減ってきています。

産業医が「ずっと働いてきたご褒美だと思って、1年位好きなことをして、会社は休めば良い」と言った言葉は、気休めで言ってくれているものと思っていましたが、今となっては、本当に休職しないといけない状態だったのだと理解できるようになってきました。

会社の事は、毎日のように思い出し、夢も見ます。

その思い出と付き合っていくのは仕方の無いことですが、現社長やその取り巻きがいる限り会社に復帰できないのは間違いありません。

定年となる来年3月までに人生を考えれば良いし、ブログで生きていくことも可能だと信じて、楽観的な気持ちで過ごしています。

最後に

振り返って考えれば、自分の状態が、危険な状態になる手前だったことに気が付きますが、休職する前は、休職と言うハードルを感じて、この程度のストレスなら仕事できると考えがちです。

でも、ストレスが何なのかを考えることで、そのストレスを解消する方法があるのであれば、その改善に努める手立てがあるかもしれませんが、解消の手立てがない場合は、直ぐにストレスと思われるものから離れることが大切です。

【まどわく】は、55歳から始めたブログが軌道に乗っている事や休職に備えていたこともあって、休職後に転職を考えなくても生活が困窮することはないと考えていますが、生活に行き詰まる可能性が出て来るようなら転職先を探すことも許されると思っています。

「休職=解雇の猶予」なのかもしれませんが、それは会社の言い分であり、自分本位に「休職=時間の確保」と考えて、思考できる内に休職し、自分の時間を確保して、その先のことを考えてみることをおすすめします。

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