55歳でブログを始めた【まどわく】です。
ブログを始めて、1年くらいで大きな成果が出る方は、それほど多くないと思います。
副業の場合は、時間の確保も難しく、記事を増やすことも簡単でないかもしれません。
60代以降の資産形成の一つとしてブログを育てたい場合には、大きな案件を当てるよりも、細かな成果の積み重ねで、欲しい成果を狙う方がリスクが少なく、長期間に渡り収益を確保できると考えます。
ブログを持続可能な資産にする
ブログは、成果の発生まで時間がかかります。
時間がかかっても、軌道に乗れば、大きな成果になることもあります。
また、一つの成果を上げられれば、同様に成果を上げていくことも可能ですが、水平展開した1記事だけで大きな成果が出ることはなく、大きな成果を上げ続けるために、その案件を狙うためにサイトを構成していくことが必要です。
複数のサイトを運営するには時間がかかり、副業で取り組む場合は、大変な労働になるかもしれません。
Eコマースによるアフィリエイト
【まどわく】は、55歳でブログを始めましたが、最初に取り組んだのは製品レビューのサイトでした。
今でも、地味な成果が積み上がるサイトですが、多彩な商品が毎日売り上気になってきます。
細かく成果が積み上がって、月額10万円以上の安定した報酬が得られます。
成果の内容は、Amazon、楽天、YahooのEコマースとGoogleアドセンスです。
一件一件の成果は、数円から数百円、最大でも1件千円です。
それが毎日積み上がって、1日3千円平均になれば、月10万円程度になります。
そこにAmazon、楽天、Yahooの各Eコマースでセールが開催されると、売り上げが跳ね上がる構図が出来上がっています。
Googleアドセンス
Googleアドセンスも毎日数百円から数千円が積み上がります。
Googleアドセンスの広告も広告主がいるので、単価は変動しますが、記事へのアクセス数に比例して、広告クリックが発生します。
広告クリック数に単価を掛け合わせたものが成果になってきます。
記事へのアクセス数は、トレンドや季節などに左右される場合がありますが、アクセス数とクリック数は比例関係でクリック率は大きな変動はないと見ています。
これらAmazon、楽天、YahooのEコマースやGoogleアドセンスの成果も、中止や停止になる可能性が皆無ではないですが、1件のアフィリエイト案件を頼りにしている状況よりもリスクは低いと言えます。
ブログを60歳からの資産とする場合には、成果の継続性と安定性が必要であり、持続可能な資産にすることが重要です。
持続可能な資産になる商品レビュー記事
ブログを立ち上げて、何を書こうか決めかねているのなら普段使っている商品をレビューの記事を書いてみることをおすすめします。
次々に新しい商品が発売されるので、1つ1つの商品記事が持続可能な資産になるわけではないのですが、アクセスの多い商品記事は成果が上がるので、新商品の記事を追加していく事で持続可能に成果にできます。
そして商品記事はジャンルを絞る必要はありません。
もちろんジャンルを絞って専門的に追及していくことも可能ですが、最初はどんな商品が良いのか見当が付かないでしょうし、記事の書き方も定まらないと思います。
特化したい商品ジャンルが決まった時点で、サイトを分けることも可能なので、先ずは色々な商品記事を増やすことに専念します。
レビュー商品の選び方
レビューする商品は高価なものや一流ブランドでなくても問題ありません。
スマホ,自動車,自転車,スマートデバイス,冷蔵庫,洗濯機,エアコン,カバン,スニーカー,腕時計,衣類やそれらの商品に取り付けたりするパーツやオプションなど、色々な物が考えられます。
普段使っていて、よく知っているもののレビューであれば、自分だけが知っている良さがあるかも知れません。
安価で手軽な、聞いたことも無い商品レビューに取り組むのも悪くありません。
確かに知名度の高いブランドの方が、興味を引ける点では有利です。しかし、ブランド品でない安価な製品を使った結果について、良かった点や悪かった点を書くことも、比較記事としての存在意義が出てきます。
ブログを書き始めて、30記事程度は気にせずに色々な商品について書いていきましょう。
30記事を書くころには、数カ月の時間が経過しています。
記事へのアクセス傾向も見えてくる頃です。そこからどんなサイトにすれば良いかを考えても遅くありません。
初心者は、判らないのが当たり前なので、トライ&エラーを繰り返すつもりで粘り強く継続することが大切です。
商品レビューの書き方とサイトの展開方法
購入した商品は、選んだ理由や購入動機があったはずです。
誰にでも当てはまることですが、物を購入する時に、どうやって選べば良いのか、使ってみた感想はどうかなど、色々な情報を知りたいと思うはずです。
知りたいニーズに記事の内容が対応していれば、読んでもらえる可能性が出てきます。
記事を増やし、読んでもらえる記事が出てきたら、分析し、サイトを拡張し展開していく形になります。
記事を書く時の注意点
書く内容は自由ですが、書いた記事はGoogleなどの検索エンジンと呼ばれるプログラム化されたボット(ウェブクローラーとも言います)が記事内容の確認に来て(クロールするとも言います)、何が書いてあるのかを解析・評価しデーターベースに保存します。
なので解析しやすいように書かないと、検索エンジンはその記事をどのようなキーワードにヒットさせれば良いか分かりません。
なので、ある程度の書き方は決まっていて、そこに自分なりの工夫を加えることが必要です。
書き方の決まり事
記事に必要な最低限の要件は、「タイトル(h1)」と「見出し(h2)」になります。
タイトルとは
タイトルは、検索結果として表示されるテキストになります。
「◯◯を半年使った感想とおすすめしたい機能を紹介」
みたいな感じです。
タイトルでは、何を伝えたいのかが分かるように、いくつかのキーとなる単語(名詞,動詞,形容詞など特に決まりなし)を用いて表現します。
タイトルや見出しに入る言葉は、検索エンジンも重要な単語と認識するので、意識的に単語を使用する方が効果的です。
ただし、伝えたい単語を全てタイトルに入れる必要はありません。
検索エンジンが文脈から色々な単語を見つけてくれるからです。
h2見出しとは
「h2見出し」とh3,h4・・・については、理解しておく必要があります。
検索エンジンは、見出しの順位を確認します。
「タイトル」はh1となる最初の見出しで、本文には「h2見出し」以降の見出しで内容を区分していきます。
区分する順番を「h2見出し」→「h3見出し」→「h4見出し」→・・・の順にすることで、検索エンジンが内容を理解しやすくなります。
商品レビューであれば、オーソドックスな「h2見出し」は次のような感じになります。
タイトル(h1)
「h2見出し」:商品の概要
「h2見出し」:商品の仕様・機能
「h3見出し」:商品寸法
「h3見出し」:商品の動き
「h3見出し」:商品に使用する電源
「h2見出し」:商品の特徴(メリット・デメリット)
「h3見出し」:商品を使うメリット
「h3見出し」:商品を使うデメリット
「h2見出し」:商品の評判・口コミ
「h3見出し」:良い評判
「h3見出し」:悪い評判
「h2見出し」:商品を使った感想
「h2見出し」:商品への要望
「h2見出し」:まとめ
見出しは前後や省略して読みやすい流れで表現すれば大丈夫です。
あったら良いもの
商品レビューであれば良いものとしては、写真や動画です。
使っているものの特徴を書いて表現するよりも、写真で見てもらう方が分かりやすいのは当然です。
動画の利用も効果的です。
写真や動画は自分で撮ったものが効果的です。
著作権の問題が出ないように、他人のものは使わないようにしましょう。
レビュー記事の心掛け
商品レビューを書く際に心がけることは、読む人の疑問や悩みが何なのかを推定し、悩みの解消に役に立つ情報を経験を元に紹介することです。
悩みが解消されれば、紹介した商品の記事をヒントにその商品または類似商品を購入されるかもしれません。
自分の使い方と他の人の使い方が同じとは限りません。
自分なりの使い方を丁寧に説明するべきです。
記事を書くと疑問に思うことも出てきます。その時は、試してみる・調べてみるなどして、自分の疑問も解消しながら記事を書いていくことになります。
自分の疑問は、他の人の疑問である可能性が高いと考えます。
最初から完全な記事は書けません。
全ての記事でアクセス数が大きくなることもありません。
適当かも知れませんが、書いている内に1記事位はヒットする記事が生まれると思って、記事を増やして行った方が良いと思います。
ヒット記事を分析し、サイトの骨組みを作っていく
ヒットした記事が出たら、その記事がなぜ読まれるのかを考えてみましょう。
先ずは、どんな検索キーワードでヒットしているのかを見るべきです。
ヒットしている検索キーワードは、Googleサーチコンソールで確認できます。
考えていたキーワードでヒットしていれば、記事の書き方として適切だったと判断できます。
もし全然違ったキーワードでヒットしていたなら、それはそれで参考になるはずです。
ヒット記事を足がかりに、書き方を工夫したり、類似商品やその商品に関する切り口(キーワード)を変えて情報記事を増やすなどサイトを充実させていきます。
類似記事が増えれば、それらの記事をまとめた記事を書いて、記事同士をリンクしていくとサイトの骨組みができていきます。
商品のレビュー記事の繋がり(内部リンク)により、自分のサイトの特徴が検索エンジンに理解されやすくなります。
関連記事のリンクによる導線を意識することで、整った骨組みのサイトに成長させていきましょう。
検索キーワードのボリュームについて
検索キーワードとは、Googleで検索する際に入力する単語または単語の組み合わせのことです。
例えば、ブログの書き方を知りたい場合、Googleで「ブログ 書き方」と検索すれば、検索した意図に近い記事タイトルを検索一覧として表示してくれるはずです。
記事を書く上でキーワードは意識しないといけないものであり、できれば検索されるボリュームの大きなキーワードである方がアクセスが多くなってきます。
キーワードプランナーなどを使えば、キーワードの検索ボリュームを調べる事もできます。
ただし、検索ボリュームの大きい人気キーワードを使って記事を書くだけで、その記事に多くのアクセスを集められるほど単純なものではありません。
検索ボリュームの大きなキーワードは、ライバルも狙っていて、おいそれと検索上位になることはできません。
直接、検索ボリュームの大きなキーワードを攻めるよりも、検索ボリュームの小さなキーワードで検索上位に食い込めるようになることも大切です。
購入意欲に近いキーワードと言うのも存在します。
検索ボリュームが小さくても、購入意欲が高い人が入力する検索キーワードは、読まれる数(アクセス数)に対して、成果の発生率が高くなる傾向になる場合もあります。
ブログ記事での報酬の種類
ブログを持続可能な資産にするには、広告が必要です。
自分の商品を売ると言うのも手法ですが、多くの方は広告から報酬を得る仕組みを利用することになります。
ブログ記事における報酬は、記事内に広告を配置することによって成果を発生させます。
広告には、「成果報酬型広告」と「クリック型広告」があります。
「固定報酬型広告」と言うのもあって、サイトや記事に広告を置くだけで、掲載報酬をもらえるものもありますが、影響力の大きなサイト以外は利用できない場合がほとんどなので割愛します。
成果報酬型広告
ブログ記事に掲載する広告リンクから商品を販売しているサイトへ行ってもらい、そこで購入実績が発生した場合に紹介料が得られるものを成果報酬型広告と言います。
購入実績に応じた成果報酬としては、購入価格に応じて数%の報酬が発生するものと1件につき一定の単価が発生するものがあります。
購入価格に応じて報酬得られる広告
Amazon、楽天、YahooのEコマースは、販売数を稼げるサイトなのですが、報酬は売り上げの2-4%前後と低めです。
1000円の商品を購入していただけると20-40円程度の報酬になります。
販売数量はすさまじいものがあるので、成果が出やすく、成果件数も多くなる傾向です。
60代の資産として、月数万円の報酬を狙うのであれば、1件の成果が少額でも取り組むことを躊躇する必要はありません。
販売件数も商品の種類も多いので、1つの商品群におけるライバル層は希薄な部分も多く存在します。
毎月の安定収入を考えるなら、Amazon、楽天、YahooのEコマースの商品レビューと商品広告の組み合わせが最適です。
成果1件につき一定の単価が発生する広告
もっと大きな報酬を得たい場合には、1件に対する報酬単価の大きなものを狙います。
報酬単価が5000円の案件なら10件の成果で5万円の報酬になります。
軌道にのれば50万円、100万円と言う可能性も秘めています。
ただし、高単価な案件は、ライバルが一つの商品に群がっているわけなので、検索上位に食い込むことも難しいことになります。
全く報酬の無い期間も長くなりがちで、メンタル面からブログを継続すること自体が危うくなる場合もあります。
そして、大きな成果が出たとしても、それを維持することの大変さがあり、広告が継続されるかも不透明な場合が多くなってきます。
最初に取り組むブログであれば、Amazon、楽天、YahooのEコマースの方が、アクセス数と報酬発生が比例的に連動しやすく、少額であっても毎日報酬が発生する事で、心の安定が保たれ、サイト運営の原動力になるように思います。
クリック型広告
クリック型広告の代表的なものは、Googleアドセンスです。
記事内に配置したGoogleアドセンスの広告を記事を読んだ人がクリックすると報酬が発生します。
1クリック1円~500円程度まで幅広いクリック単価になっています。
【まどわく】のサイトでも、平均5円の日もあれば、25円になる日もあります。
Googleアドセンスは、記事を読みに来た読者の検索傾向に合った広告をGoogleが自動的に掲載します。
読者が興味をもっている広告内容が表示されやすいので、統計的な確率でクリックが発生し、安定した報酬額になってきます。
人気記事が増えるほど、記事へのアクセス数が増えるので、クリックが増えて、報酬が増えると考えて良いと思います。
物を購入してもらうために後押しする記事内容を考える必要もなく、アクセス数に応じて安定的に月数万円の報酬が得られるアドセンス広告は、60代以降の持続可能な資産として有用な存在になります。
アドセンス広告とアフィリエイト広告の併用について
アドセンス広告は、読者の関心事を検索エンジンを通してGoogleが分析し、ヒットし易いように自動的に広告を掲載する仕組みです。
報酬単価の高い広告を狙ったアフィリエイトの場合、アフィリエイト広告をクリックしてもらうチャンスは限られてきます。
そのチャンスをアドセンス広告に奪われてしまうと、成果を得るチャンスを逃すことになります。
なので、成果報酬単価の高い案件を狙ったアフィリエイトは、アドセンス広告と相性が良くない場合もあります。
一方で、Amazon、楽天、YahooのEコマースは、商品購入によって得られる報酬が少なく、アドセンス広告のクリックにより得られる報酬との差が少なく、どちらに転んでも良いバランスになります。
Eコマースでの広告報酬の仕組み
Amazon、楽天、YahooのEコマースは、クッキーと言う技術を利用しています。
誰が紹介者になったのかを決める仕組みで、ネット上の痕跡から紹介者が記憶されています。
記事内の広告リンクを経由して、アマゾンや楽天のホームページに読者を案内し、商品がカートに入るとサイトが記憶されます。
その後、所定の期間内に購入され配送されれば、紹介者として記憶されているサイトが報酬を得ることになります。(サイトにより若干違う場合もあります)
自分のサイトの記事からEコマースのサイトに案内することが第一目標になります。
そして購入いただいたものが何であれ、案内した紹介者が購入金額に応じて報酬を得ることになります。
最後に
60代以降の資産としてブログを運営するのであれば、安定的であり、継続的に報酬を得られるようなサイトが必要になります。
高単価な案件で、大きな報酬を得られるようになっても、突然、広告が停止・休止する確率は意外に高く、継続できなくなるリスクがあり、安定的なものとはならない可能性があります。
それよりもAmazon、楽天、YahooのEコマースやGoogleアドセンスを利用したサイトの方が、小さな報酬を積み重ねになりますが、継続性があり、安定した成果を得ることが可能になります。
高単価な案件にチャレンジしつつ、一方で持続可能な資産として、Amazon、楽天、YahooのEコマースとGoogleアドセンスを主に据えた持続可能な資産になるサイトを最優先に育てておくことが大切になってきます。