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休職中に知り合いと出会ったときに感じたこと

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こんにちは、まどわくです。
私は、58歳でうつ病になり、1年4ヶ月の休職を経て、そのまま60歳で定年退職しました。

今回は、休職期間中に外で知り合いと出会ったときに感じたことについてお話ししようと思います。あまり参考にならない部分もあるかもしれませんが、もし同じような状況にある方のヒントになれば嬉しいです。

目次

休職中でも外に出れば人と会う

休職中だからといって、家に閉じこもっていたわけではありません。散歩に出たり、買い物に行ったり、孫の行事に参加したり。そんな中で、会社関係、ご近所、親戚、友人など、いろいろな知り合いに出会いました。

最初のうちは、人と会うのが嫌で仕方がありませんでした。話しかけられたときには会話をしたものの、気まずさを感じて顔を合わせずにすれ違ったこともあります。

会社関係の知り合いとの出会い

会社関係の人に会うときは、特に複雑な気持ちでした。
労働組合の人は休職者対応に慣れていて、普通に接してくれましたが、同僚の反応はさまざまでした。

  • 「調子はどう?」と気遣ってくれる人
  • 普通に世間話をしてくる人
  • 明らかに距離を置いている人

あるとき、懐かしい同僚3人が話をしているのを見かけました。思わず声をかけようとしたものの、彼らの雰囲気を察して足を止めたことがあります。
「自分はもう会社に必要とされていない」――そう痛感した瞬間でした。

声をかけられて嬉しかった体験

一方で、励まされる出会いもありました。
散歩中に同僚に声をかけてもらったり、夫婦で出かける途中の同僚が車から声をかけてくれたり。短い時間でも気にかけてもらえることが嬉しかったです。

孫の幼稚園の行事では、後輩と出会うこともありました。会釈だけで済ませることが多かったですが、一度だけ園庭で子ども同士が遊ぶきっかけで自然と一緒に過ごす時間もありました。子どもの存在は、気持ちを軽くしてくれるものだと実感しました。

ご近所・友人との会話から得た学び

ご近所や親戚には、わざわざ休職していることを話すことはありませんでした。普通の世間話だけで十分です。

ただ、退職後にご近所の方から「退職理由を会社都合にしたら特定受給資格者になり、失業手当や保険料の優遇があった」と聞き、ヒントを得られたこともありました。おかげで私自身も手続きを見直すことができました。
**「会話はしてみるものだ」**と改めて感じた瞬間でした。

嫌だったこともあった

もちろん、嫌な体験もあります。
一番嫌だったのは、上司からの電話です。内容は人事や査定の連絡だけで、心を気遣う言葉はありませんでした。

休職中は給与が段階的に支給されていましたが、実際には傷病手当金をもらった方が有利だったと感じています。給与には税金がかかる一方、傷病手当金にはかかりません。制度の仕組みをもっと早く理解しておけばよかったと今では思います。

人間関係の距離感を知る

休職中に知り合いと出会うたびに、「自分と相手の関係性」が浮き彫りになりました。

  • 本当に気にかけてくれる人は声をかけてくれる
  • 距離を取る人は、ただの仕事仲間だったのだろう

会社や職場の人間関係は、仕事があるから成り立っているだけ。自分が思っているほど、会社も同僚も自分を必要としてはいないのです。

これは決して悲観的な気づきではありません。むしろ、**「会社に縛られる必要はない」**と気づけたことで、心が軽くなりました。

まとめ:休職を考えている方へ

今回は「休職中に知り合いと出会ったときに感じたこと」をお話ししました。

休職中は、知り合いと会うのが気まずく感じることもありますが、相手もどう接すればいいか分からないだけ。大切なのは、会社や同僚との距離感をどう取るかです。

会社は人生の一部でしかありません。
あなたが本当に大切にすべきものは何か――休職という時間を使って考えるきっかけにしてみてください。

私の経験が、少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。

動画でさらに詳しく解説しています

この記事の内容は、YouTubeチャンネル 「うつ病定年【まどわく】の現実」 でも公開しています。
実体験をもとに、休職から定年退職後までに受け取れたお金について、さらに詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

👉 動画はこちらからご視聴いただけます

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